フレディ・マーキュリーの歌声を聞け。
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あれは多分12歳の時。今思えば彼の死の直前だったのかもしれない。小学生の頃からエルビス・プレスリーやローリング・ストーンズ、ボンジョヴィを聞き込んでいた生意気な僕は、アルバム「グレイテスト・ヒッツ」を手に入れてCDなのに擦り切れるんじゃないかと言うくらい聞いていた。
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世界遺産の歌声と呼ばれるフレディの歌声は、彼の強烈なキャラクターと相まって、完全に脳内を支配した。
キャリアの初期から日本で大人気だったこともあり、彼らの親日家ぶりには、本当に、心から誇らしい気持ちになる。
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8年間の紆余曲折を経たと言われる本作は、映画的な演出のため、若干時系列や史実に変更を加えている。
でもそんなことどうでも良くなるくらい、出演者たちの熱演に、そしてもちろん名曲の数々に鳥肌が止まらない。
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「クイーンの楽曲が上手に使われている映画には名作が多い」と常々思っているのだが、本作はそのオンパレード！（当たり前）
とにかく、劇場でフレディ・マーキュリーの歌声を聞け。話はそれからだ。
