ガブXスカイウォーカー

ボヘミアン・ラプソディのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.6
洋楽に興味がないので予備知識0で鑑賞。
まずクイーン役のラミ・マレック、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、みんな顔が濃すぎ。ハイスクール鬼面組かよ? 検索したらけっこう本物のクイーンに似ている。4人だけでなく、ファッション、景色、そしてステージの様子なども当時を再現しているようだ。素晴らしい。
ドラマも我が道を行くフレディの生きざまはイケている。反対する親や方向性の違うレコード会社を一蹴する姿は惚れ惚れする。もちろん有名なゲイ発覚、カノジョとの別れ、エイズ感染、マネージャーの陰謀による仲間たちとの決別などフレディの苦しみと孤独も描かれる。だが、それらはクライマックスのライブエイドですべてを吹き飛ばしてくれた。ここに感動がある。
また本編に流れる歌はどれもいい曲ばかりだ。よく知らない俺でさえいいと思うんだから、きっと名曲なのだろう。
でも「じゃあ、この映画は傑作なのか?」と問われると、「うーん、まあまあだね」と言うのが正直な感想。こういう再現映画は知識がないと今一つ乗れないんだよね。