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ペレを買った男のsmithmouseのレビュー・感想・評価

ペレを買った男(2006年製作の映画)
2.9
「”神様”も”皇帝”も俺のもの」
サッカー不毛の地アメリカで70年代に突如ビッグバンと共に誕生した「銀河系」。
ペレ、ベッケンバウアーが共存できるかは置いといてこのチームはヨダレモノ。
”ベルファストボーイ”、”ジーザス”、”もう一人のヨハン”も同じチームで見てみたかった。

サッカーに取り憑かれたワーナーコミュニケーションズ会長スティーブ・ロスが作り上げたドリームチーム、ニューヨーク・コスモスの誕生から死までを描くドキュメンタリー。

当時からアメリカはアメフトとベースボールの国。サッカーも有るにはあるがアマチュアレベル。そんなところにペレを連れてくるって発想が、金魚鉢にジョーズを連れてくるみたいです。

ペレ獲得のオペレーションに国際社会にバランスをもたらした男、キッシンジャーが絡んでるのが面白い。ペレすら知名度の低いアメリカにあって、その重要性が測れるところはすごい。

どうしても残念なのはペレ自身のインタビュー取れなかったこと。マスコットの中の人にまでインタビューしたのになー。

約30年前に現れた、溢れる夢と現代サッカーを先取りした様な「投資」の両側面でできたリアルウイイレなチームの映画。