2月13日の今日はリュミエール兄弟が映画(シネマトグラフ)の特許を取得した日という事で、吹替で鑑賞。
解説が面白い(声:立川志らく)
美術や歴史の授業で観る教材としても良さそう。
何より衝撃的だったのは、当時ファインダーが無かった為構図はカメラマンの勘だったこと!!
それなのに遠近法の消失点まで計算された完璧な構図…!!
50秒までしか撮影出来ず、カメラ位置は固定の為、映画というより動く絵画のよう。
実際にルノアールなど画家が使った構図と同じ場面を撮ったものもあります。
最初の上映会は無料で内容も日常を描くものだったのが観客も慣れてしまうのでフランス国外に出て行ったり、ストーリーを持たせたり、カメラを船に載せてみたりと実験的な試みが繰り返されます。
親戚のユニークで芸達者なおじさんが一番印象的でした。エンディングも素敵!
また100年、200年と受け継がれていく映像なのでしょうね。