やわらか

X-MEN:ダーク・フェニックスのやわらかのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
2.9
長く続いたシリーズが終わりを迎えるとき、「名残惜しいけど本当にお疲れさまでした」という雰囲気で終われれば良いけど、そうじゃない場合もある。
 
X-MENシリーズは、2014年のフューチャー&パストでスチュアート/マッケラン世代とマカヴォイ/ファスベンダー世代を共演させながら役を引き継いだ時は、結構うまく行っていた気がしたけど、その後アヴェンジャーズとエライ差がついてしまったなーという。
 
今作はもうあまり力を入れていないのか、シナリオも強引だし、キャラクターを粗雑に扱っている印象。なんか「契約とかあるしとりあえず一本撮ってしまってさっさと終わらせよう」っていう制作陣のテンションが透けて見える感じ。
 
そんな中でもマカヴォイ/ファスベンダーの二人の存在感は(主人公のソフィー・ターナーよりも)際立っていた。二人が戦ってるシーンだけ一流の作品になってる気がしたかな。ただ、その分それ以外のキャラとのギャップも感じて、勿体ない感じがしてしまったけれど。
やわらか

やわらか