トランスマスター

ミスター・ガラスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
4.0
♯31 Unbreakable vs The Beast

舞台はフィラデルフィアのレイブンヒル記念病院精神医学研究所

主人公は、高いIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つアメコミヲタクのミスター・ガラス。

不死身の肉体と触れた者のバックグラウンドや罪を読み取る能力を兼ね備えた緑のポンチョをまとったヒーロー→デイビッド

24もの人格を持つ多重人格スキンヘッド→ケヴィンと”群れ”たち

3人の囚われた超人が、自分達の存在を世間に拡散する為に行動を起こす
『M.ナイト・シャマラン・ユニヴァース』の完結編です。

◆良い点/注目ポイント
・ケイシーを演じるアニャ・テイラー=ジョイが前作からかなり垢抜けていて更に惚れ直しました。”失意の者”認定されてビーストも手が出せない女神キャラなのも最高です。
・デイビッドとビーストの肉弾戦も、MARVELに比べると地味ですが、MMAの試合として観ると見応えがあります。
・デイビッドと息子が経営するセキュリティグッズ専門店にM.ナイト・シャマラン本人が防犯カメラを買いに登場します。

◆改善点
・世の秩序を保つ為に暗躍する秘密結社の正体をもっと掘り下げて欲しかったです。
また最後のどんでん返しが、シリーズを通して1番小規模でした。

◆総括
・シリーズ3作品の面白さは、
2>3>1の順番です。

MARVEL やDCなどアメコミ映画が好きな方にオススメです。

-2024年31本目-