マイティ・ソー バトルロイヤル (2D字幕版) 【極爆】
全く期待してなかったけど、アクションコメディとして素晴らしい！
正直、観る気なかったんです。
別にヘムズワース好きって訳じゃないし、神様が普通に人間とかと戦ってるって良く分からないし、アベンジャーズが複雑化し過ぎて食傷気味だし。
ソーの一作や二作くらい抜いたところで、インフィニティ・ウォーは乗り切れるかなと。
ただ、フィルマークス上の評判がやたらと良くて、ちょうど俺たちの立川シネマシティ遠征に行くタイミングに極爆やってるっつうんで行ってきたら大正解。
ブレードランナー極爆→IT→ノクターナル・アニマルズと来てからのラストをしっかり飾ってくれました。
おかげさまでトム・フォード作品の余韻を引きずらず「もう何でも良いや！」感で帰ることができます。
正直、ソーの過去シリーズとか良く覚えてないんですよ。DVDで見ただけだし。せいぜい、あのアンソニーとヒドルソンくらい。
あれ？ナタリー・ポートマンって、どうなったんだっけ？くらい。
でも、楽しかった！笑わされた！
予告編に出ちゃってるんで、これはネタバレじゃないと思うんですが、緑色のあいつとの掛け合いも最高。
マーク・ラファロ化した後の違和感も面白すぎる。
他シリーズのあいつが出て来た時はテンション上がったし、あの大物俳優がまさかのキャラクターで出て来たのも配役素晴らしいなと。
敵役のケイト・ブランシェットは、実際に強そうですよね（精神的に）。
ただ、あの展開は流石に無いかな…。あそこまで最強なキャラが…
予告編詐欺じゃなくて、ツェッペリン『移民の歌』の使いどころも最高でした！アクションシーンとばっちり合ってたし、何より、この作品のテーマソングみたいな歌詞だし。
他の音楽も、ガーディアンズの影響か、ちょっと懐かしいテクノ調の音楽多くて、素晴らしかった。
ストーリー自体は、個人的にあまり重視しないというか、アベンジャーズシリーズにつながれば良いやくらいなんだけど、まさしく原題の『ラグナロク』の通り、「マイティ・ソー」シリーズとしては大きな局面を迎えた作品でもあり、実は深刻な内容だったりするので、邦題に『バトル・ロイヤル』なんて付けちゃった担当者はちょっと後悔していることでしょう。
（ま、作品全体に流れるバカ感を表すぴったりなタイトルでもある）
ということで、次回作は『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』ですよ！
スパイディも加わってるし、ブラック・パンサーも単体でやるらしいし、もう、誰が出るのか数え切れねぇよ。
とは言え、もはやお祭りなので、がっつり映画館で楽しみたいと思います。
そのためにも今回のソーは観て損ないですよ！
