ゆず

マイティ・ソー バトルロイヤルのゆずのレビュー・感想・評価

4.4
今年2018年は「アベンジャーズ・イヤー」とか「マーベル・イヤー」とか言われるが、私にとっては2017年こそマーベル・シネマティック・ユニバース・イヤーだった。(長え)
「ドクター・ストレンジ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」「スパイダーマン ホームカミング」と最高に面白い作品ばかりが続けて公開され、2017年最後に公開されたこの「マイティ・ソー バトルロイヤル」も最高に面白かったからである。この四作を「MCU四天王」と呼びたいくらいだ。

「ガーディアンズ~」に続いて、冒頭から大バトルと粋な音楽。兄弟の確執のお次は姉弟の確執というお約束。地に落とされた王族が再起を図るという熱い展開。堕天した戦乙女の再起も。懐かしいあの人の笑撃すぎる再登場。弟を武器にする笑撃。随所に散りばめられたユーモア。
とにかく最の高。初登場のキャラクターが敵も味方もみんな魅力的だし、お馴染みの人たちもより好きになってしまうエピソードばかり。
個人的には緑の人の再登場は伏せたまま公開してほしかったけど。予告編でどう登場するか分かってたもんなあ…。あれ知らなかったら劇場がどよめきと笑いに包まれていたに違いない。
でも文句はそこくらいしかないほど、最の高で完の璧だった。

ただこの作品の二つ後に「インフィニティ・ウォー」があったことで、「バトルロイヤル」の存在意義はかなり薄れてしまった気がする…。



【もしかして…】
「アベンジャーズ・イヤー」とは…
MCUの節目となる「アベンジャーズ」タイトルが公開される年、という意味ならば確かに2018年は「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」が公開された年だ。
「マーベル・イヤー」とは…
MCU作品だけじゃなく、「デッドプール2」や「ヴェノム」を含めたマーベル映画が5本も公開される年、という意味ならば確かにすごいことだが、でも昨年も「ローガン」含めて5本あったと思うし、来年も5本くらい公開予定なんでしょ?毎年マーベル・イヤーじゃないですか?



11/16 マイティ・ソー バトルロイヤル IMAX3D字幕 @TOHOシネマズ仙台
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