地球外生命体

ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版の地球外生命体のレビュー・感想・評価

3.2
第2次世界大戦中のフィンランドで繰り広げられたソ連軍との激しい攻防戦「冬戦争」を映画化した戦争ドラマ。第63回アカデミー賞の外国語映画賞のフィンランド代表作品。

アンティ・トゥーリによる小説『Talvisota』を原作としている。

兵器・装備・爆破は全て本物を使用するなど徹底してリアリティにこだわり、凄惨な戦闘シーンを圧倒的な迫力で描いた。

第二次世界大戦が開戦した直後の1939年秋。北欧フィンランドはソ連から軍事的要衝地カレリア地峡の割譲を要求され、それを拒否する。両国間で緊張状態が続くなか、フィンランドでは来たるべき戦争に備え多くの男たちが招集される。そのなかにいた平凡な農夫マルティとパーヴォのハカラ兄弟は、乏しい武器や装備に不安を募らせながら戦いのときを待っていた。そして、ついにソ連軍が国境線に侵攻し、冬戦争が勃発する。ハカラ兄弟や仲間たちに待ち受ける過酷な運命とは……。

本国フィンランドのみで上映された197分のオリジナルバージョンがデジタルリマスター化され、「彩プロ30周年記念特集上映」(新宿K's cinema)にて日本初上映。

【冬戦争】1939年11月30日~1940年3月13日
第二次世界大戦の勃発から3か月目にあたる1939年11月30日にソビエト連邦がフィンランドに侵攻した戦争である。フィンランドはこの侵略に抵抗し、多くの犠牲を出しながらも、独立を守ったが、1940年3月12日にモスクワ講和条約により領土の一部が割譲された。

★1990年ユッシ賞
主演男優賞(タネリ・マケラ)
助演男優賞(ヴェサ・ヴィエリッコ)
監督賞
音楽賞
録音賞
美術賞
★1990年ルーアン北欧映画祭
男優賞(タネリ・マケラ)
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