知的障害を持つ弟と、その弟に依存のような強い愛情を示し、一緒に銀行強盗をさせる兄の逃走劇。
兄をロバート・パティンソン、弟をベニー・サフデイ監督が自ら演じる。
ストーリー ★★★★☆
兄コニーは常に弟のニックを気にかけ、励ましたりなだめたりして献身的にも見えるけども、実のところは弟へ犯罪者の道しか示せず、悪影響を与えてしまっている。
銀行からの逃走中ニックは怪我をして警察に捕まり、それを知ったコニーは弟を釈放すべく保釈金集めに奔走。人を利用したり騙したり。コニーに出会った人は次々と巻き込まれて行く。
どう着地するのか予測できない展開だった。エンディングのニックの行動が全てを物語り、とても印象的。
キャラクター★★★★☆
ロバート・パティンソンの新しい一面を見られた!嘘が上手く、息をするように人を騙し利用するコニー。最後の何とも言えない表情が目に焼き付く。
ニックを演じるのはサフデイ兄弟監督の弟ベニー・サフデイ。演技がうますぎ。本当に知的障害のある役者さんなのかと思って調べた😳
オシャレ度 ★★★★☆
BGMのテクノっぽい音楽がなんだかドキュメンタリーを観てるような。これは映画なんだろうか?と不思議な感覚に陥る。
エンタメ度 ★★★☆☆
常に警察に追われ、度々パトカーとニアミス。ずっと緊張感。
メッセージ性★★★★☆
自分の意思で決める。
知らずに観たらA24。
後味になるほど。