カタパル

グッド・タイムのカタパルのレビュー・感想・評価

グッド・タイム(2017年製作の映画)
3.8
『アンカット・ダイヤモンド』が素晴らしかったのでサフディ兄弟の旧作を観ることに。主演は"The Lighthouse"で怪演を見せたロバート・パティンソン。

サフディ兄弟は俳優に新しい輝きを与える才能があるんですね。『アンカット・ダイヤモンド』でこれまでどちらかというと凡庸な俳優のイメージだったアダム・サンドラーを輝かせた手腕はこの作品でも発揮されています。ハンサムなバンパイアのイメージが強かったロバート・パティンソンに新しい面を見つけて俳優として一皮むけたきっかけになりました。

基本的な構成は『アンカット・ダイヤモンド』と同じ。しかし、キャラクターの練り込みは少し甘い。ロバート・パティンソン演じる兄のコニーがなぜあのような行動に出るのか。いまひとつ分かりかねる部分があります。

『アンカット・ダイヤモンド』でも音楽を手掛けたワンオートリックス・ポイント・ネヴァーによるサウンドトラックが実は素晴らしい。最後の曲"The Pure and the Damned"はイギー・ポップとの共作。