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狂覗のaratakiのレビュー・感想・評価

狂覗(2017年製作の映画)
2.3
生徒のいない教室を舞台に
教師たちの会話劇によって展開されていく
ワンシチュエーション”スリラー”
(本当のジャンルは不明だが、
観終わった後の気持ち的に
”スリラー”がいちばんしっくりきたので)

全体的に映像は粗く、カメラワークも独特。
何よりアフレコなので、口の動きと声がズレていたり
ストーリーとは関係のないところで
ずっと”なんとなくの不快感”が続く。
でもそれが徐々に演出の一つ、狙いにも思えてきて
教室の閉塞感や、教師たちの異常さを
より強く印象づけていた。

観た後はただただ心がザワザワして(笑)
理解しきれていない部分も多くあるけれど、
今まであまり観たことのない作風だったので
新鮮だった。

映画というより劇、舞台を観ている感覚。



2020-059
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