生徒のいない教室を舞台に
教師たちの会話劇によって展開されていく
ワンシチュエーション”スリラー”
(本当のジャンルは不明だが、
観終わった後の気持ち的に
”スリラー”がいちばんしっくりきたので)
全体的に映像は粗く、カメラワークも独特。
何よりアフレコなので、口の動きと声がズレていたり
ストーリーとは関係のないところで
ずっと”なんとなくの不快感”が続く。
でもそれが徐々に演出の一つ、狙いにも思えてきて
教室の閉塞感や、教師たちの異常さを
より強く印象づけていた。
観た後はただただ心がザワザワして(笑)
理解しきれていない部分も多くあるけれど、
今まであまり観たことのない作風だったので
新鮮だった。
映画というより劇、舞台を観ている感覚。
2020-059