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バーフバリ 王の凱旋のちょこのののネタバレレビュー・内容・結末

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

バーフバリシリーズ二作目。王の凱旋。
伝説誕生のラストがすごく気になる引き方だったのでほんの数日待つだけでもかなり大変でした。
こちらは伝説誕生の終盤で語られた、バーフバリが一体どんな人物なのか、どういった経緯でシヴドゥが村で拾われることになったのかを、より詳細に語った内容でした。
バーフバリがデーヴァセーナとどのように出会い、恋を実らせたのかが描かれるのですが、この部分がとても魅力的で、バーフバリが王たる所以が詰まっていたなあと思いました。
決して驕らず、優しさを忘れず、常に周囲の人を奮い立たせ、共に生き、戦う王の中の王であると、強く感じさせる場面の数々でした。
デーヴァセーナと一緒に弓で戦うシーンは本当にカリスマ!という感じで最高でした。
個人的にクマラとバーフバリの関係がすごく好きで、盗賊達を退けた後、お互いのことを理解して抱き合うシーンでは思わず涙がでました。
ストーリーが進むにつれ、様々な謀略に巻き込まれるバーフバリ。
しかし、どんな状況でもデーヴァセーナに誓った愛を貫く姿に、本当の男を見た気持ちです。
カッタッパの役回りが本当に不憫で、この時の気持ちは一体どれほどだったかと考えると、伝説誕生でのスライディング土下座のシーンを納得するほどでした。

終盤、シヴドゥが王国奪還のために戦う場面では、父親譲りの強さと知略を見せ、様々な困難を乗り越えていくのが痛快でした。

二作品が相互に補完しあって、非常に思い入れの強い作品になりました。
通しで何度も見たいと思いました。
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