"王を称えよ!"
豪華絢爛な叙事詩がここに完結。前編 伝説の誕生が霞む。物語として後編 王の凱旋を最高潮にもっていく為の引き立て役だったのではないかとまで思わせる。回想に2時間近く使うという無茶苦茶な構成ながらこれが大正解。回想が終われば見る者は皆 先代のバーフバリを称え、デーヴァセーナの覚悟に感服し、息子 マヘンドラ・バーフバリに全てを託すのだ。そしてカッタッパのこれまでが報われるラストを。
CGの荒さが目立つにしても、それをカバーしても余りある 圧倒的な熱量を伴うストーリーにアドレナリン全開のアクション。気がつけば バーフバリと叫んでしまっている。今になって爆音映画祭で見なかったことを全力で悔いる。
さぁ 皆さんも叫ぼう。
バーフバリ!!!
バーフバリ!!!
カッタッパ!!!
バーフバリ!!!
バーフバリ!!!
そして愛と信頼の花輪を捧げようではないか。