Hally

スパイダーマン:スパイダーバースのHallyのレビュー・感想・評価

4.3
"誰か"じゃなくて"俺たち"の映画。

評判は聞いてたがちょっと凄すぎだ。映像色彩が正に眼福の極みなのは勿論、心に響くメッセージがありすぎた。間違いなくゼロ距離の映画。チャンス・ザ・ラッパーやウィークエンドのポスターが劇中出てきたり彼を構成する要素も垣間見えてそこから成長する流れはより一層の感動を与える。スパイダーマン大集合という豪華さはハードルを大きくあげたろうしごちゃごちゃで展開も渋滞しそうだがスタイリッシュにまとめあげてる。コマ割り、カメラワーク含め最高すぎた。あまりにもの情報量なので1回見たくらいじゃ汲みとれる気がしない。満足感が高い映画だ。同時期に公開されている『キャプテン・マーベル』はMCUを読み解き『アベンジャーズ エンドゲーム』の流れ的に見なきゃいけない映画だけ『スパイダーマン:スパイダーバース』は文化的な進歩・展開としてマストすぎる作品だ。昨年の『ブラック・パンサー』よりも大きな意味を持つと断言したい(個人的希望だが…)。
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