みゆきち

ブラッド・ワークのみゆきちのレビュー・感想・評価

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)
3.2
クリント・イーストウッド監督・主演のサスペンス作品。初鑑賞、字幕にて。

元FBIのプロファイラーの主人公マッケーレブは連続殺人犯を追いかけている途中で心臓にトラブルが発生。現在は心臓移植をし船で生活する。何年も長い時間待ってやっと適合者が見つかり、心臓移植を経て普通に生きられるようにはなったが何かを忘れたかのような生活を送る彼の元に、移植された心臓の持ち主の姉と名乗る人物が現れ、妹を殺した犯人を探してくれと頼まれる…

話としては面白かった。
連続殺人鬼、強盗殺人犯、そして連続殺人犯の復活…。次から次へと色々起こってドキドキ。みんなとあんまり仲良く行ってないのに仕事はできるから強引に色々教えてもらって…。でも、警察関係者でもないのに捜査情報教えちゃって、エエんかいな…とか、あんな一瞬で犯人の姿って記憶できるのかーとか、画像の荒いテープみてなんか言ってるのよく気づいたよな~、むしろ警察はなぜ誰も気づかなかったの?とか、ちょいちょい引っ掛かる。だけど、そういうちょっとした気付きで犯人に少しずつ近づいていくのは面白かった。

だけどさ~、ストーリー上にラブロマンス的なのは要らなかったよね…。全体の仕上がりの邪魔をしてるように思える。本人かなりお歳を召してるし、そんな若いピチピチ姉さんとどうこうなる方が違和感…
素直に心臓通して家族としての不思議な絆みたいなのが根底にできたとかにした方が良かったんじゃね?と思ったので今回はスコア低めでゴメン。
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