シネフィルmonk

ユー・ガット・メールのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
3.4
ニューヨークで児童向けの小さな本屋「街角の店」(The Shop Around the Corner)のすぐ目と鼻の先にディスカウントとコーヒーを売り物にした大型書店がオープンする。二人はライバル同士の関係にあるが、実は以前からインターネットの電子メールを通じて交流する見ず知らずのネット上では親しい友人同士の間柄であった…。すれ違いながらも惹かれあっていく二人の関係が、監督N・エフロン、主演T・ハンクス&M・ライアンという『めぐり逢えたら』のゴールデン・トリオが再び顔を会わせたことで音楽も映像も華やいだ雰囲気で描かれています。

ちょうどWindows95あたりからインターネットの電子メールが普及しだした頃だが、いまと比較すると電話回線を使っていたのが懐かしい。それにまだ日本に進出してなかったスターバックスでコーヒーを買って歩きながら飲むスタイルが斬新だった。本屋さんの名前はエルンスト・ルビッチ監督作にオマージュを捧げて、「The Shop Around the Corner」としているのが再鑑賞して納得でした。メグ・ライアンがキュートで可愛くて、トム・ハンクスのコメディアンぶりも楽しめる。
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