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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーのkochabのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見始めてから超驚きだったのがある方が亡くなっていた事か。えらいビックリしました。( ̄□ ̄;)!!
まぁ、こういう続編ものって俳優陣を見ると、いろいろ忙しかったり(はたまた年齢か?)でスケジュール調整が先に立ってから脚本書いている感がある時がありますが、本作もそのご多分に漏れず、だったような気がいたします。ピーアーズ・ブロズナン、時間あるのねw。( ̄∇ ̄;)ハハハ
その分、というか頑張っていた感があるのが母親ドナの若き日を演じていたリリー・ジェームズでしょうか。映画「タクシー・ドライバー」を見ていただけに今後のさらなるブレイクを期待したいところ。そして アマンダ・セイフライドも年相応、というか前作が出世作だけあって、本作でもその年にあった悩み、気づきなどを遺憾なく実力を発揮していたと思います。
でも、一番でターニャとロージーの現代、そして若き日のと共に味がありましたね~。クリスティーン・バランスキーのリフトアップからのキックは今でも見事だと思いました。(*^^)v
さらに主演たるメリル・ストリープ、さらにはシェールがどこに出てくるのか、これは本当にやきもきしてましたねw。

音楽面もABBAの曲ばかり、と分かっているだけにコンサートでのセットリストを確かめるがごとく、「次はどの曲だろう」というドキドキ感があっていいですね。しかも本作ではABBAのメンバーでもあるビョルン・ウルヴァース達が...、は観てのお楽しみ、でしょうかw。(*^^)v
しかし、ABBAは女性二人のデュオでしたが、ミュージカルや映画などでのアリア(一人)では、その個々の心情を表し男女二人で歌う二重唱では男女の立場で歌詞の色さえ変わってしまう、そして合唱含みなどになるとさらにエネルギーを感じます。曲を作った時はここまでの事は考えてないでしょうけれど、それを上手く組み合わせた感じがします。

そしてシナリオ面。多分制限の多い中での脚本製作だったと思いますが、良くできていたな~、とは思います。特にドナが出産するシーンとシェリーの妊娠をかぶせる辺りは上手く「お涙ちょうだい」シーンを作ったな~、と思います。(T^T)。

と、前作を知っていれば見にいった方がいい、知らなければぜひ前作を観てから本作まで通しで見てほしい、と思う映画ですね。

いや、母親、女性はたくましい。( ̄∇ ̄)ダネ~
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