カンパッチー

ヴェノムのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.1
現代に甦ったど根性ガエルだ!
前半はとにかくエディのキャラにイライラしっぱなしでしたが、ヴェノムが寄生されてからは2人のやりとりが可愛らしくて楽しかったです。

ただ首をかしげる点が何ヶ所か。いくら首とか胸をぶっ刺しても全く血が出ない演出、そしてなぜ元々愛していたとはいえ元カノはあんなに助けてくれるのか、自分の人生を滅茶苦茶にした男を助けるなんて都合のいい女すぎて聖母マリアなの、ミシェルは!?何より1番気になったのはヴェノムはなぜエディをすぐに気に入ったのか?負け犬同士のシンパシーがあったというにしても、エディは完全に負け犬だけど、ヴェノムにも負け犬描写がないと納得できませんし、種族の繁栄より彼を選ぶという理由付けが弱すぎて納得できません。体を通したバディヒーローものならもうちょい葛藤や友情がほしかったかな、まぁそこは2に期待ということで。

とりあえず結構な予告詐欺じゃないですか、全然ダークヒーローじゃなかった!!
むしろトム・ハーディとヴェノム萌えキャラじゃないですかー!