このレビューはネタバレを含みます
宇宙からの未確認生命体に寄生された主人公が、地球を侵略しようとする別の未確認生命体と対峙し、世界を救う話。
アクションは面白かった。
が、それだけだなぁ。心にくる台詞もなかったし、キャラに魅力もなかった。
『スパイダーマン3』の生命体に似てるなと思ったら、まさかのそれだった。
ヴェノムってスパイダーマンの派生だったのか……というかこの流れで見た自分の偶然に驚いてる。
偶然しかも知らずに、スパイダーマンからヴェノム見るって面白い因果。
結局主人公と元カノは元サヤにならなかったし、というか元に戻ってほしいとも思わなかった。こっちは主人公と彼女の思い出とか知らないしな。彼女の彼氏が嫌味ったらしいやつとかだったら主人公応援するけど、いい人そうだったし。
こういったアクションものって、アクションの他に主人公の成長が必要だと思うけどこの作品はそういったものがないため、伴って葛藤などもない。
だから、ストレスフリーで見られる。いい意味でも悪い意味でも、アクションしかない。
恋愛も仕事もなくなるという、窮地は描かれているのに葛藤が少ないのはもったいないと感じた。
