ホワイト・ゴッドの監督最新作。
シリア難民の少年、アリアンは密入国中に銃弾に倒れる。
難民キャンプへ搬送された少年を医師のシュルテンが治療するが、そこでアリアンはある力に目覚める。
重力を操れる、自らの体を治癒出来る。
この2つの力がミソ。斬新な映像演出と売り込んでいたが、既視感。
あれだ。グラビティデイズのショートムービーCMに似てんだ。
あと浮遊中のアリアンの体勢がスタイリッシュじゃない(笑)
話は今ヨーロッパ全土、ハンガリーも例外ではない難民問題と、信仰心を中心に描く。
前作のホワイト・ゴッドもそうだけど、聖書や神話をかなり意識した作りになっている。
しかし、これまた前作同様、ストーリーに関してはかなり雑に感じた。