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母という名の女のnekosukiのネタバレレビュー・内容・結末

母という名の女(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

女性は母親になった途端に聖女になると思っている人がいるが、それは幻想だと思い知らされる作品。
女性の私からしたら、男性監督が作っているだけに逆説的に心に刺さる。

言えることは、“そうならないように”と自分を戒めることだろうか?

映画の中の母親は常に男性に依存して生きている。
それまでは娘達に無関心だったクセに
妊娠中の娘の前に急に現れて、子供が生まれたら、孫に過剰に世話を焼いた挙げ句、娘の夫を誘惑して略奪してしまう。
なるほど、タイトルはその事を言っているのか。
母が女になる訳ね!

胸クソ映画だけど、演技の上手さに圧倒される。
ラストシーンで、娘は母と夫を捨てて我が子と逃げる。
やはり、これしかないよね。
賢い選択に思わず拍手した!
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