このレビューはネタバレを含みます
哀れなるものたちの予習で鑑賞。
3人の女優の競演がすごく良かった。どの役者も個性と魅力と演技力が存分に発揮されていた印象。エマストーンはアメスパのグウェン時代からは考えられないくらい超絶飛躍しているな...すごい...
魚眼のような映像や、つねに人物を中心に映すようなカメラワークが新鮮だった。オシャレというよりも、ちょっと奇妙で、人間から目を逸らさないようにさせられている感じ。とにかく常に人間が目に入る。明暗も印象的で、冒頭でアビゲイルとサラが話しているシーンは逆光で顔が見えなくて、つねに、登場人物たちの感情を想像しろと言われているようだった。
ストーリーは女王の孤独があまりに切なくて胸がギュッとなってしまった。