だ

女王陛下のお気に入りのだのネタバレレビュー・内容・結末

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

素直で正直な女性から没落貴族だった頃に戻るためどんどんと本性を露わにしていく様は見事だな。使えるものは使っていく、心の隙間を埋めじわじわと登りつめていく感じが実にいやらしい。そしてサラもアビゲイルも強かだ。しかし結局この映画誰も幸せになって無い。誰もが何かを失っている。サラは地位を、アンはサラという理解者を、そしてアビゲイルは今まで常に優位に立つ行為が最後には人としてではなくモノとして扱われ性搾取されるのだ。よっぽど哀れなるものたちだよ。
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