予告の時に聞いたこの台詞。
「頼みを果たせたら、褒めてくれるか」
「お褒めいたしますとも」
どうやら愛する女性の為に男は何かを果たすらしい。。。
岡田准一と麻生久美子。
絵になる2人。
そして渋い『散り椿』の文字。
観ねば！行かねば！
と思いながら今日やっと近くの映画館に観に行って来ました☆
生きる覚悟が違う。
こうゆう時代ものを観た時によく思います。
今より死が身近ですもんね。
何かやらかしたら会社クビー！
じゃないですもん。
仕事帰りに刺客に襲われたり切腹を命じられたり。
命がけで生きてますよ。
愛するものも命がけで守ります。
そんな時代に上司の不正を藩に訴え追放される真っ直ぐな人間「瓜生新兵衛」を岡田准一が演じています☆
素敵過ぎます。
なんて貫禄に静かな佇まい。
苦悩を抱えた眉間の皺さえも素晴らしい。
普段の彼には何にも感じないんだけど演じている彼は良いですよね〜☆
移ろう季節の美しさ。
タイトルにもなっている散り椿の見事な咲きっぷり。
映像も見惚れてしまう程に美しい。
さすが木村大作の作品。
前半中盤へと静かに溜めて溜めてラストへのもの凄い気迫！
心が震えました。
最後にまた素敵な台詞。
「大切に思えるものに出会えれば、それだけで幸せだと思っております」
背筋がピンと伸びた気がしました。
2018年劇場鑑賞72本目
