今年126本目

顔の着いた車可愛い✨

オズワルドシリーズ第７弾。

ミッキー、ミニーの原点であるウサギのオズワルド。

至るところにミッキーのスクリーンデビュー作『蒸気船ウィリー』を彷彿とさせるシーン多し。この頃から動物虐待は当然のごとく、騒音も当たり前。

問題だらけでも20年代アニメーションとしてはハイクオリティー。
第３の男に全て持ってかれたぜ。

• #ヨッシー短編シリーズ

○感想
オズワルドシリーズ公開14作品目、製作15作品目。
ヒロインはオルテンシア。
オルテンシアにメロメロのオズワルド。だけどオルテンシアにメロメロなのはオズワルドだけじゃない。取り合い。
オルテンシアの取り合いでケンカしている間に他の男に持ってかれた、、、。

『蒸気船ウィリー』との共通点。
楽譜と楽器をヤギに食べられる。ヤギから音楽が流れる。ヤギの尻尾を伸ばして曲げてヤギのオルゴール。

『かしこいメンドリ』というドナルド・ダックデビュー作との共通点。
反省のためにお互いお尻を蹴り合いっこするところ。

『蒸気船ウィリー』は1928年の作品で、今作『ライバルロメオズ』と同じ年に作られた。監督はどちらもウォルト・ディズニー。ってことはだいぶ気に入ってる演出なのね。
1934年製作の『かしこいメンドリ』はウォルト・ディズニーが監督したわけじゃないみたい。けど製作には関わってるらしい。



○あらすじ
オズワルドは小さな車に乗ってオルテンシアのもとへ向かう♡♡♡
他の男(ピートらしい)もオルテンシアのもとへ向かう。♡♡♡

オズワルドの車の後ろにピート。クラクションを鳴らす。クラクションの音(HONK)がオズワルドに注意する。オズワルドはHONKの文字を殴り飛ばす。
ピートは車体を上に伸ばし、オズワルドを追い越す。
ピートの車の前に泥。車が走るのを拒む。
オズワルドは泥の中を走る。ピートの車に泥を跳ね飛ばす。

オズワルドはオルテンシアの家に到着。
オズワルドはギターと楽譜を出して、演奏する。
楽譜の上のハエ。
楽譜が飛ぶ。
楽譜を石に立てかけ、釘を刺して止める。石だと思っていたのがブタだった。どっかへ逃げちゃう。
楽譜とギターを食べてしまうヤギ。
ヤギの尻尾を伸ばして回し、オルゴールのように演奏。
老猫が起きて、家から物を投げてくる。

ピートもオルテンシアの家に到着。

オルテンシアが出て来る。オルテンシアはオズワルドとピートの間に立ち、2人と手を繋ぐ。
オズワルドとピートはライバルからオルテンシアを引き離そうとし、オルテンシアの腕を引っ張る。腕が伸び、体が縮むオルテンシア。
オルテンシア激怒。立ち去る。
オズワルドとピートケンカ。

3人目の男が車に乗って現れる。オルテンシアを誘う。オルテンシアはその車に乗る。

オズワルドとピートはオルテンシアが去っていくのに気づく。
オズワルドとピートはお互いの背中を蹴り合う。