松竹が贈るエクストリームセレクション第4弾!
第1弾「ジェーン・ドゥの解剖」に続きエミール・ハーシュくん主演。
そしてダブル主演として「マッドマックス」で頭角を現したレニクラの娘ゾーイ・クラヴィッツ。
若かりし頃の父親を彷彿とさせる編み編みヘアで危険な臭いのする女性を好演。
原題が「Vincent N Roxxy」で二人の名前が冠されてるのに、邦題では無視されるエミールの哀しさ( ;∀;)
道で男に暴力を振るわれているロキシーを助けたヴィンセント。
訳ありな様子だけどロキシーに惹かれるものを感じたヴィンセントはしばらく兄の住む牧場で暮らさないかと提案する。
蓋を開けてみたら、ロキシーよりもヴィンセントのほうが内に秘めた暴力性があったという。
前半…というか8割くらいはロキシーとヴィンセントが兄貴カップルのところで生活して親しくなっていく過程を丁寧に描く。
この4人の関係がなかなか良くて、このままずっと幸せに暮らして欲しいなって思うけど、それじゃただのラブストーリーになってしまう訳で。
実際、この映画のどこがエクストリームやねん!と心の中でツッコミつつ観てたら、終盤が怒濤の展開かつバイオレンス!
確かにエクストリームだわ!てなりましたw
でも兄貴と弟が母親のことを話すシーンとかジーンときたりするし、ヴィンセントを見てるとホントにロキシーのことが好きなんだなってのが微笑ましかったり。
総合的には好きな映画でした!