はじめてのスターシップ・トゥルーパーズはフルCG。
バーホーベンの映画も未見、ハインラインの原作「宇宙の戦士」も未読、直近の前作「インベイジョン」はいま知ったくらいのビギナーだが、特に困ることもなく鑑賞できた。
昆虫型エイリアンと火星でドンパチ。
落ちこぼれ小隊の面々が、困難なミッションを乗り越え、終盤にはちょっと成長を見せるベタな展開はやはり良いものだし。
彼らを率いる歴戦の強者ジョニー・リコも、「私もこんな隊長がほしい」と思わせてしまう男臭さがかっこよかった。
機動スーツもカッコいい。
すごくコミカルというかお気楽な作風でもあり、リコたちがバグと生存をかけた戦闘を繰り広げている時に、地球連邦中枢では総司令官の才女が支持率上昇・維持のために躍起になっているという…。
情報統制や印象操作で民衆を操り、自分の権力のために火星を吹っ飛ばそうとしているのだから面白い。一般市民はほぼ出てこないが、こんなのに全員一致で引っかかってる世論もある意味ギャグだと思う。
映像そのものはフルリアル3DCGであり、現実と遜色ないアニメ作品であり、そんな見た目に反してハイになった隊員たちがヒャッホウ言ってるのは楽しくていいなあと…。
『もっと見たいですか？』
イエス、原作からちゃんと読みたいです。
2/15 スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット 吹替 @MOVIX仙台
