ゆき

世界で一番ゴッホを描いた男のゆきのレビュー・感想・評価

4.0
職人芸

夢が叶うまでの高揚感は同じはずなのに、その先は大博打なんだと痛感した。
生活するために得た、「複製画」という手段。需要がある限り選択肢はひとつ。
オリジナリティは殺して、原画へのリスペクトだけで黙々と仕上げていく彼ら。
現実を見てからの決意が素晴らしかった。

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有名画家の複製画が産業として盛んに行われる、中国「大芬(ダーフェン)油画村」。20年間ゴッホの複製画を書き続けた男は、いつからか原画を見るのが夢になっていた。
ゆき

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