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ピース・オブ・マインド
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『ピース・オブ・マインド』に投稿された感想・評価

R41
4.7
『ピース・オブ・マインド』は、亡霊を描いた作品でありながら、その本質はホラーではない。
本作が見つめているのは、「本人にとって現実であるものを、他者はどう扱うのか」という問題だった。
冒頭、作品はこう語る。
「北米の5人に1人が精神疾患を抱えている」
そして最後には、
「北米の5人に1人が亡霊を信じている」
という言葉で締めくくられる。
もちろん本作は、精神疾患と亡霊信仰を同一視しているわけではない。
しかし、“見えないものを信じる”という構造そのものは、決して特殊ではないと示唆している。
実際、人間社会は見えないものを前提に成立している。
イヤホンが普及した当初、独り言を言いながら歩く人間は異様だった。
携帯電話もそうだ。
誰もいない相手と話しているように見えた。
しかし今では、私たちはその「見えない相手」の存在を当然のものとして受け入れている。
では、亡霊だけがなぜ否定されるのか。
本作の主人公パックスにとって、亡霊は比喩ではない。
彼には本当に見えている。
だから彼の
「薬はいらない。ゴーストバスターズを呼んでくれ」
という叫びは、冗談でも狂気でもなく、極めて真剣な救難信号だ。
興味深いのは、亡霊たち自身の言葉である。
「俺たちはここにいない。お前の頭の中にだけ存在している」
これは同時に、周囲の人間たちの認識でもある。
つまり本作は、亡霊の存在を断定しない。
むしろ、「本人には確かに見えている」という事実だけを残す。
そしてここに、本作最大のテーマが現れる。
人は、“自分には見えないもの”を、どこまで理解できるのか。
多くの場合、精神医療は「それは存在しない」という地点から始まる。
幻覚。妄想。症状。
もちろんそれは、現実を守るために必要な側面もある。
だが本作のカウンセラーは、少し違う立場に立っていた。
彼女は最後に、ビデオには映らないはずの亡霊を前にして、こう言う。
「あなたの話は本当だった。亡霊はいたのね」
この場面は非常に重要だ。
なぜなら彼女は、科学的に亡霊を認めたわけではないから。
彼女が認めたのは、“パックスにはそう見えている世界がある”という事実だった。
本作は、「正しいかどうか」を超えて、「まず相手の現実を否定しない」という地点へ立とうとする。
そしてその瞬間、パックスの世界に変化が起きる。
亡霊は消えない。
ここがこの作品の誠実なところだ。
奇跡的治癒も、劇的な正常化もない。
だが、亡霊たちの振る舞いは変わる。
絶えず自殺を促していた存在が、最後にはパックスの真似をして踊り始める。
つまり本作が描いていたのは、「症状の消滅」ではなく、「症状との関係性の変化」だった。
人間は、傷を完全に消して生きることはできない。
トラウマも、不安も、恐怖も、時に一生残る。
しかし、それとの距離感は変えられる。
本作のカウンセラーは、亡霊を論破しなかった。
パックスを“正常”へ矯正しようともしなかった。
まず彼の見ている世界に耳を傾けた。
それは非常に危うい行為にも見える。
だが同時に、人間を理解するとは何かを問い返す行為でもある。
『ピース・オブ・マインド』が静かに恐ろしいのは、亡霊そのものではない。
“誰にも信じてもらえない世界を、一人で生き続けること”の苦しさを描いていた。
yukko
1.2
やっちまったぁぁぁぁぁ😱
こんなにもわっかり易い地雷を踏んでまったぁぁぁぁぁぁ😱mark5人目って事でお察し😢
よい子のみんな~😭踏むでねぇぞぉ💣踏んじゃアカンぞぉ💣
2010年、カナダの映画

あなたは心を病んでいませんか?幽霊を信じますか?人を信じることができますか?人を愛していますか?といったお話

スープキッチン(無料食堂)で働く画家のパックスは自殺者の亡霊につきまとわれている

パックスに自殺をそそのかし、ターゲットに定めた人を自殺に追いやる亡霊たちと自殺を止めようとするパックスの物語

霊の存在を信じない人から見ると妄想にとりつかれた統合失調症のパックスがスピリチュアルな精神活動である絵画制作に携わっている設定なのがよかった

絵画と音楽、薬と酒、信頼と愛情

キャストはそれなり、アフレコがお粗末だったりするけれど、美術とカメラがかなりよくて最後まで見た

監督以下、日本公開作品レベルのキャストスタッフいない中、美術は「トリプルX」「スーサイドスクワッド」と同じ担当らしく

匠の技は光っているものだと納得




以下小ネタバレあり

亡霊、悪夢、油絵と人物、女子高校生、裏切り、説得、無料食堂、同僚、遅刻、往年の名女優、トイレ個室で制止、説得メモ、女子高校生のプロモーションCD、交通事故、モリーのCDラジカセ、拒絶、有名になりたい、交換条件、モリーのビデオカメラ、突然の退室、公園、黄色の花、セラピスト最後の手段、モリーの訪問、ダンス、朝

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10デイズ 愛おしき日々

製作国・地域:

上映時間:

110分

ジャンル:

3.2

あらすじ

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