ブタブタ

聖なるもののブタブタのレビュー・感想・評価

聖なるもの(2017年製作の映画)
-
予告編の幾原邦彦監督による紹介文やYouTubeの88種の予告編やらフェリーニミーツ庵野秀明?やらみる前がこの映画のピークだった。
知らない人達が作る知らない映画のメイキングを見てもつまらないという事だけは分かった。
前情報が多過ぎて興味を持って見に行こうと思ったのも束の間、監督と女優が付き合ってるとかいないとかの映画評を見て一気に興味がなくなって結局見に行かなかった。
現実が映画を侵食する、とか好意的に書かれてたけど。
「私小説」は好きだけど「私生活」には興味がない。
マリのモデルは安野モヨコとかどうでもいい。
プロフェッショナル庵野秀明でも奥さんのくだりは早巻きにしたし。
女優に手を出す監督って嫌い何だよな~生徒に手を出す教師みたいで。
ガリガリガリクソンを少しマシにしたみたいな岩切監督のルックスがまず生理的拒絶反応を起こすので無理だった(笑)
全裸南さんのケツからの「映画撮らせてください」でタイトル『聖なるもの』にボンジュール鈴木の歌が被さるオープニングは完璧だったのだけど。
二種類あるポスターのうちの一枚、くすんだ青空をバックに南さんの真っ黒のシルエットと『聖なるもの』のフォント、「5月32日、世界の果てで僕はー」のコピー、あのポスターが凄くいい。
ていうかあのポスター一枚だけで想像してる方が楽しかった。
何かみんなやたらめったら褒めてるけどボンクラには分からなかった。
南さんが小川さんに寝盗られるのは『エル・トポ』か?
最後の方のは庵野秀明版ウルトラマンじゃん。
ここにも松本まりかが。
ノロイか?
最後がスゴいスゴいって皆言うから我慢して最後まで見たけど久しぶりに時間無駄にした。(人のせいにすんな!)
しかしユーネクストって凄いな。
ブタブタ

ブタブタ