【じぇれのレビュー】
2019/5/6
【ナメていたら度肝を抜かれる】
前知識なしで鑑賞したため、白石晃士監督作品の模倣のような序盤は、学生映画らしいなぁと生温かく見守っていました。
その割に…
『聖なるもの』本作にとって〝演技力〟は俳優だけでなく撮影テクにも求められ、大学の映研の日常を再現する上でリアルさも素人っぽさも実験的手法で巧みに演出される。その点では冴えない容姿を逆手にとる岩切一空…
>>続きを読む良かった。
モキュメンタリー好きでちょくちょく見るけれど、ニヒリズムと自意識と現実感のバランスが悪いものは本当にひどい作品になると思う。
この作品、自意識が多く無いかと問われると、まあ多いっちゃ多い…
やべぇ……
キモオタの撮る中身はキモかった、という映画でした(多分違う)
ミステリアスでドラマチックな出会いとか
選ばれし俺思想とか
ローアングルから撮るスカートと脚とか
女子高生同士を絡ませる…
モキュメンタリーというジャンルをほとんど観たことがなかったが、この監督の作品は本当に面白い。ストーリーも映像も、ワクワクするしゾクゾクする。
なにが現実かわからない部分も多く、しかしそれがまたなにか…
2021/5/15
MOOSIC LAB 2017のグランプリ作品らしいけれど、私的にはどうにもこうにも合わなかった。カメラのブレが激しくて、酔ってしまったのも合わなかった要因のひとつかと。が、やっ…
あまりこういった面からの評価はしたくないけど、主人公がどうしても嫌い。作劇上の意図とはいえ、苦痛だった。
10年代総決算みたいな内容は興味深い。白石晃司、山戸結希、カンパニー松尾、ウテナ(について議…
この世は誰かの撮った映画の中なのかもしれない。
自主映画の撮影風景を綴ったドキュメンタリー風に話は進んで行き、主人公がやがて本当に撮りたいものは何なのかを見つけ出す物語だ。
途中までは彼の撮りたい映…
監督の作品に対する思いと周りのギャップや、自主制作あるあるは上手く描かれていた。でも現実と違うのは色々文句言いながらもこれだけの人が関わってくれている。プロット自体は前作とそれほど変わらないし、なん…
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