岩井俊二、庵野秀明、幾原邦彦に代表されるオタク的映像作家のワナビーを自己批判的に言及して相対化することで、自身はそこからの脱却を測るというメタ的な構図。痛々しさを自覚した上でこれをやってるんだよ!的…
>>続きを読む4年に一度現れる幽霊のような少女を主演に映画を撮ろうとするお話
ラブ&ポップの解体と再構築を試みながら映画制作における痛さと衝動が存分に詰まっていて面白い。創作物を徹底的に否定することで映画に纏わ…
現実ー映画の中の現実(虚構)ー夢ー幻想ー映画の中の映画(虚構の中の虚構)が全て地続きにあって、折り重なって混じり合い、溶けあっていく様相が見事に映像化されている。自主制作映画にしか出せない風味。映画…
>>続きを読む全然面白くなくて安心した。『花に嵐』より15分上映時間だけ長くなって内容は二番煎じ。明らかに岩井俊二~庵野秀明的なものを小馬鹿にしつつ、そこから逃れられないという。映画を撮るためには映画から離れなけ…
>>続きを読む『花に嵐』より輪にかけて先行作品への目配せ・コラージュが目立ち、そのやり過ぎっぷりもここまで来ると鼻につく。相変わらず自意識と美少女をフレームに収めるのだけは上手い。当然だが「自分には何もないこと」…
>>続きを読む【じぇれのレビュー】
2019/5/6
【ナメていたら度肝を抜かれる】
前知識なしで鑑賞したため、白石晃士監督作品の模倣のような序盤は、学生映画らしいなぁと生温かく見守っていました。
その割に…