降幡ふりはた

JUNK HEADの降幡ふりはたのレビュー・感想・評価

JUNK HEAD(2017年製作の映画)
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2021年最後の映画はコレでした。

国際映画祭で注目を集めていたので気になっていたのだが、当初の公開時は見逃してしまっていたので、大須シネマでの再上映を鑑賞。

以前、同じ大須シネマで観た『COCOLORS』と同様に、地上と地下の2つの世界が(今作は、『COCOLORS』とは逆に、地上から地下へ)。

基本的には、コミカルな路線で物語が進んでいくものの、意外な展開もあり、それがスパイスになっていて、大満足。

現在、続編制作に向けて鋭意活動中とのことなのだが、流石に、今作のように、再び7年掛かりというのはご勘弁頂きたいし、続編だけではなく、スピンオフなども期待できるだけに(例えば、“地獄の三鬼神”とか)、大手スタジオなどが参入してもらいたいところ。

そういえば、方や「絶望」、方や「希望」と状況は違えど、『COCOLORS』と同様に、最後には「おんぶ」のシーンが。

他にも、「マスク(ヘルメット)」「病」「ガラクタ」などの共通項もあって、そう意味でも、興味深かった。

ということで、この作品の続編を、大いに待ちわびたいと思います。