降幡ふりはた

12ヶ月のカイの降幡ふりはたのレビュー・感想・評価

12ヶ月のカイ(2020年製作の映画)
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二日程前に、シネマスコーレにて鑑賞。

まさに、“実験映画”。

最初は、主人公キョウカが“二人”になってしまったところで、エンドロールを迎えるかと思ったのだが、もう少し続きが…。

実際、“結末”は無数に存在するであろうし。

自分であれば、ああいう形で終わりを迎えるのであれば、更に、他の登場人物を全員再登場させて、実は、“一人”だったという風にもっていくかも。

この映画には、“前日譚”として、『ソムニウム』(本作にも、この名前が出てくる)というライン配信されたオムニバスドラマもあるらしいので、いつか、それも観てみたい。


ちなみに、この作品、パンフレットは無いのだろうか?(それとも、たまたま売り切れていただけ?)

作り手へのインタビューとか読んでみたい気もするのだが、

“実験映画”だけに、全てを、見る側に委ねるているというスタンスで、敢えて作らなかったというのであれば、それはそれで良し。

ただ、あの、更に先の未来に、一体、何を“望んでいた”のか、気になるところではある。