A quiet place
音を探知し人間を殺すクリーチャーがたむろするニューヨーク。
アボット一家はそこで80日間耐え忍んでいたが、不注意から末っ子のボーがクリーチャーに殺される。
それから約一年、身重の母イヴリンと共に一家はまだ闘い続けていた。
全米での絶賛時から絶対見ようと心に決めて約半年。やっと観ることができました。
・感想
いやー面白い。アイデアの時点でもう面白い。絶対に映画館で観るべき映画です。
映画館全体が緊張感に包まれてるのがわかり、呼吸を殺してる雰囲気が味わえるのが最高でした。
ジョンクラシンスキー監督の組み立てもシンプルながら、人を驚かせるシーンは押さえていて、またファミリー愛に満ち溢れたすごく優しくて恐ろしい傑作でした。
・印象に残った点
@実際に夫婦のお二人の演技
大抵実際の夫婦が夫婦役を演じるのは、片方がチョイ役とかのイメージがあったけど、これはガッツリ。
二人とも演技は良くて、嘘っぽく感じるところはなかったです。
ジョンクラシンスキーはヒゲ伸ばした姿がアメリカンスナイパーの時のブラッドリークーパーにかぶって見えた気がする。
@他の世界
かなり狭い世界で描かれていたので、他の世界観は正直不明だし、突っ込みどころは多少あるのは事実。
続編のアイデアがあるらしいのでそこで明かされるのかな？
@レーガン役
レーガンを演じたミリセントシモンズは本当に聾者ということで、手話の指導等もやったとか。素晴らしい。
@ラストシーン
この映画で一番良かったと思ったのがここ！！
正直ここで終わり！？って思う人もいるけど個人的にはベストタイミング。
ここからの展開を予想させる上で最高の展開・タイミングで流れるクレジットに拍手を贈りたい最高の幕引きでした。
ホラー映画苦手な方もプレデター感覚で観れると思います。
どなたにもオススメできる傑作映画です。絶対に上映中に映画館で見てください。
