このレビューはネタバレを含みます
おっちゃん真剣鬼ごっこでほっこりニッコリ映画。
おっちゃん達がまじめに鬼ごっこし続けていますし、実話が原作となっているのが、バカバカしいけど、なんかイケてますし、ウケます。
なんだか、羨ましい光景です。子供の頃から続けているし、本気なので夢があるし素敵です。
大企業のCEOであるボブ(ジョン・ハム)の会社にお掃除の仕事として潜入する獣医師のホーガン・マロイ(愛称:ホーギー)(エド・ヘルムズ)のシーンで、ボブが逃げ出そうとしてイスを投げるけど、ガラス割れないの、ウケる。
麻薬依存のランディ・チリアーノ(愛称:チリ)(ジェイク・ジョンソン)のところに行って3人そろってから、鬼の擦り付け合い、仲良しかよ!ウケる。
カウンセリング受けている黒人のケヴィン・セーブル(ハンニバル・バーエス)がいちいち哲学的なコメントするの、ウケる。
ジム経営者のジェリー・ピアース(ジェレミー・レナー)の登場シーンでバチバチアクションでバチバチスローモーションするの、大げさでウケる。
ホーギーの過激な妻アンナ・マロイ(アイラ・フィッシャー)がいちいち口が悪いの、ウケる。
仲間に入りたいバー経営のルイス(愛称:ルー)(スティーヴ・バーグ)のキャラもほとんど仲間みたいに活躍してるけど、タッチはできないの、ウケる。
カーチェイスではなくて、ゴルフカートチェイスって、ショボくてダサくて、ウケる。
ボブとチリの元恋人シェリル・ディーキンス(ラシダ・ジョーンズ)が登場してからのボブととチリの微妙な譲り合いとか、ウケる。
ウォール・ストリート・ジャーナルの記者レベッカ・クロスビー(アナデル・ウォーリス)がずっと同行してて、インタビューを真面目にしてるシーンも、何やってんだかって感じで、ウケる。
ストーリーも次々進んでいくし、目標は、ジェリー(ジェレミー・レナー)をとにかく鬼にしたいってので、色んな作戦が展開するので楽しかったです。
オチとしては、ジェリー(ジェレミー・レナー)が腕を差し出して、鬼になっちゃうのもほっこり。
からの、病院でどんちゃん騒ぎ鬼ごっこニッコリ。
エンディングでは、原作になった鬼ごっこしている本物のおっちゃん達が出てきてさらにほっこりでニッコリ。
もう、ずっとやってろ!
余談ですが、ジェリー役の俳優ジェレミー・レナーが撮影中に右肘を骨折したけど、ギプスしたまま撮影して、CGで隠すという、本気でバカな映画を作るのがえげつない。
てか、エンドロールでめちゃ歌ってるやんw。