たく

ある女流作家の罪と罰のたくのレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
3.5
かつての女流ベストセラー作家が困窮して生活の糧を得るために著名人のプライベート書簡を偽造して儲ける話で、実話が基になってるというのがびっくり。いくら著名人とはいえ、私的な手紙が高価で流通してるのが実感わかなくて、なんでそんな簡単に信じちゃうの?っていうのがちょっと入り込めず‥。
共謀する彼が同性愛者なのと、もしかして彼女自身もそうなのかもって思わせる微妙な演出。

こういう文学的な書物の流通市場は日本だと神保町あたりなのかな?
書物の文化といえば「チャーリング・クロス街84番地」っていう地味にいい映画を思い出した。
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