あるぱか2世

ブレス しあわせの呼吸のあるぱか2世のレビュー・感想・評価

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)
3.7
病院を出て生きるということ。

「しあわせの呼吸」という副題はちょっとよくわらないけど、病院の外で療養できるということの大切さは自分自身痛いほどわかる。
アンドリュー・ガーフィールドの演技力の高さはもちろんのこと、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の初期3部作でおなじみベケット卿を演じたトム・ホランダーが一人で双子を演じていて謎に存在感がある。

前半の重苦しく冷たい空気感とは裏腹に、中盤からの乾いた暖かな映像の質感が印象的だった。その意味でどこか夏っぽい映画かもしれない。
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