2回目
次は轟音上映で。
前回から時間が空いてしまったこともあり、違いはそこまで分からなかったものの、あまり耳が強くないので衝撃で痛くなるほどでした。
やっぱり2回観ると終わるのが早く感じました。名作であることに変わりはなかったので点数は変えずに。
1回目
セルフオマージュたっぷりで、撮影、音響などこれ以上ないほどの完成度。
前作からの設定をちゃんと活かしており、愛が感じられる一作。トラウマから抜け出しても、また新たなきっかけで蘇ってしまう。それにどう立ち向かうのか。ヒューマンドラマとしても前作を知っていれば楽しめる。
キャラクターはザ・アクション映画。調子乗りもいれば冷静な奴もいる。地味な子もいれば勝ち気な女性もいる。でも誰を見せるべきかを分かっているから不用意な深掘りはしない。だからその分迫力満点のアクションシーンに時間を裂ける。
本来見ることの出来ないパイロットの顔。それを映してしまったら映画だとバレてしまい、リアルではなくなる。って前に編集の人に教わった。……まあこの映画に関してはそれがないと成立しないからOK。不可能を可能にする、これがこの映画の魅力だから。
今回の戦闘シーンは後世に残すべき。今まで観た映画の中でダントツトップ。ここまでやれるんだ、と映画の力を再認識させられた。
恋愛要素もくどくなく、それが主人公の動機になっていないのが良き。笑えるシーンも多々あり、映画館がドッと湧く感じは非常に心地いい。
満点にしなかったのはセルフオマージュと前作の写真が多すぎる。もちろん全てが効果的だし、そりゃ続編だから当たり前だけど、ファンサが過ぎる。トム・クルーズかよ！
単体として楽しめる部分がほとんどとはいえ、セルフオマージュがしたくてしたくて物語がそっちに引っ張られている感も若干。まあ完璧だけど。
映画体験としてここまでの感動は久しぶり。やっぱり映画は映画館で……だから料金を1000円にしてくれ！
