このレビューはネタバレを含みます
「前作を観ていなくても楽しめる」と聞いてはいたものの、とはいえどうだろうな〜と期待し過ぎず早朝の映画館に向かったんだけど。観ていなくても楽しかった…本当だった…！
とにかく「マーヴェリックという男」の描き方が上手くて、これが先ず前作を観ていない人も楽しめる大きな理由だと思う。
破天荒な行動とそれをやってのける実力(だからこそ上層部に睨まれてる)、情に厚くお茶目な姿、辛い過去。
これを序盤で表現してくれたのでとても観やすかったし、好きにならずにはいられなかった…！
彼だけでも魅力的なのに、才能はあるけど癖の強い部下達が登場。彼らの育成＋成長譚まで加わるんだからもう見所しかない。それなのにストーリー全体が薄まることなく、最後までワクワクさせてくれるなんて、「ハリウッド映画に期待すること」が全部詰まった最高の作品でした…！
ハングマンが助けに来るシーンなんてご都合といえばそうなんだけど、あれ以外に正解なんて無かった…！！
あと個人的に、フェニックスを「ただのヒロイン枠」にせず、きちんと「仲間(ライバル)」として描いていたのが良いな〜と感じました。現代的というか。
いつかまた続編が観れたらいいなぁ。トムなら可能だって信じてる！
