織田

寝ても覚めてもの織田のレビュー・感想・評価

寝ても覚めても(2018年製作の映画)
3.5
印象に残ったのは主人公ふたりと宮城。
3.11が二人にとって大きな出来事となり、閖上地区(宮城県名取市)に毎年(毎月レベル?)朝市の手伝いに向かっているようで。
きっとあの日から二人にとって特別な場所になったんでしょうね。でも「偉い」なんて絶対言わないし、間違っていないことをしたかっただけと。凄くわかるこの気持ち。何ができるかわからないけど、間違っていないことくらい出来ないかという気持ち。

朝子が麦との駆け落ちを降りたのも「仙台の手前」。つまり名取。


動物のバクは夢を食うという言葉があるけど、夢のような朝子との生活を麦に喰われたという見方もあるのかな?

大阪イントネーションが微妙な中、伊藤沙莉が大阪のおばちゃん予備軍な感じで最高でした。あと瀬戸康史と山下リオのやり合う場面好き。最終的に朝子を許すのかどうか気になった。
織田

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