子どもたちのために楽しいクリスマスを企画した実父ダスティと新しい父、ブラッドだったが、ひょんなことからお互いの父親も交えてクリスマスを祝うことに・・・・・・。
クリスマス休暇の日に突如やってきた叔父によって巻き起こるドタバタを描くコメディ映画。
ウィル・フェレルとマーク・ウォルバーグで人気を博した『パパVS新しいパパ』の続編です。
マークウォルバーグの父親がメル・ギブソンという画だけでもうかなりヤバイ。
残念ながらゴールデンラズベリー賞にノミネートされ、第38回の最低助演男優賞にメルギブソンが選ばれてしまいましたが…。
とにかく前作よりもスケールアップというか、豪華なゲスト陣でした。
今回は、インパクトのある主人公二人に加えて、個性的なそれぞれの父親が家族の休暇に加わり、彼らが騒動の原因を作り大いに笑わせてくれる。
クリスマスシーズンに観たらもっと気分が出てよさそう。
しかし、キャストは豪華だけど、そこに甘えてしまった感じがして、どうにも微妙な感じになってしまった感があります。
とにかくダスティの義娘がくそ生意気でムカつく。
母親も全然注意しないDQNだし。
笑いの演出がベタなのと、子供に動物を殺させたりなどで不愉快なシーンもけっこうあった。
しかも爺ちゃんに当たってるし。
シャレにならないし全然笑えない。
あと万引きとかも当たり前のようにするし。
劇場スルーになってしまうのも、なんか判った気がする。
あと、むやみキャラクターを増やしすぎたせいでキャラの魅力が半減したような印象です。
3作目も出来そうな気配濃厚だが、ドタバタ以外の笑える場面が欲しい。
まぁそれでも、観終わった後は多少なりともほっこりしてしまいましたが。
しかし、サレンバーガー機長(本人!)が出てきたのはマジでビックリした。
サレンバーガーは2009年、操縦するジャンボジェット機をハドソン川に不時着させ、乗客乗員全員を救った機長。
映画『ハドソン川の奇跡』のモデル。
国民的英雄ですよ(*`・ω・)ゞ