ユニコーンカラーの中で、
シャボン玉が突然弾けた様な切なさ。
アメリカの光と闇や、
子供の驚く様な気遣いや、
ウィレムデフォーの演技、
人間関係に於る心など、
全ての描き方が絶妙。
色んな意味でコントラストがすごい。
荒削りの様で繊細な、
鑑賞後に残り香が漂う映画だった。
やることなすこと
演技も含めて、
子供ってほんとに天才。
親の責任って。
大人の責任って。
社会の責任って。
正しさと幸せは、非イコール。
そんな事を改めてひしひしと。
いやしかし、
生きてるだけで丸儲けやで、
とエールを送りつつ。
とても考えさせられました。
…そう言える私は幸せ者だ。
嗚呼そういえば、子供の頃は
全てが割とカラフルな感じやったなぁ。
いつの間にあの頃の魔法が解けたのか。