久々に映画を観ました。
舞台はディズニーワールドのすぐ近くにあるモーテル。
そこに住んでいるある親子の生活を少女を中心として描いた作品。
とてもカラフルでパッと見では明るい映画に思えます。
近くにディズニーワールドもあるということで、やはり明るくて感動する映画だと思っていましたが……。
このモーテルに住んでいる子どもたちは、悪く言えばクソガキですが、終盤とても可愛そうに思えて心がズキズキしました😭
モーテルに住んでいる人々は下層民で、とてもディズニーワールドに行くことなんてできない。
母親が娘とその友達を連れて、ディズニーワールドの花火を見ているシーンでグッときてしまいました。
こんなにも近いのにあまりに遠い世界……。
夢の国の隣では、その日暮らしも大変な人々がいるという事実にやるせなさを感じました。
ディズニーワールドは最後まで出てこないのかな?とも思いましたが、しっかり登場しました。
それがとても印象的なラストで、絶望感を味わっているのか、ささやかな幸福感を味わっているのか分からなくなります。
評価的には途中まであまり面白くないかもと思っていましたが、ラストの展開についつい泣いてしまい……
そんなことで評価は終盤で爆上げしました。