にしやん

ダンボのにしやんのレビュー・感想・評価

ダンボ(2019年製作の映画)
3.8
哀愁の「ダンボ」。この物悲しさは何なんやろう?サーカスそのもの悲しみ。わしずっと悲しい気持ちで観てた。ディズニー映画やのにこんな物悲しいてええんかいな?
わしアニメ版の「ダンボ」って全く記憶あれへんさかい、この実写版が成功なんか失敗なんかはよう分からん。せやから、この実写版のみで感想書くわ。
普通じゃないことを、逆手に取る逆転の考え方にはめっちゃ好感持ったわ。ダンボの耳は先天的。そんなもん逆に長所に変えたれ!あなたにしかでけへんことをしたったらええやんという強烈なメッセージや。それに対してパパさんのは後天的。くよくよしたってしゃーない。無い(自分の身体の一部と妻であり子どもにとっての母)もんのマイナスばっかり考えてやんと、無うても無いなりに出来ることを、堂々とやったらええやんっちゅう優しいメッセージ。二人の子どもかて、最初と比べて最後は何かええ感じになっとったで。
それと、あのクソ遊園地やけど、わしどう見てもあれはディズニーランドに見えてしもたわ。あれってディズニーの自戒?それとも監督の警告?なんなんやろ?
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