オーストラリアの田舎町で起きた少女の死。
都会から戻ってきたアボリジニの刑事が捜査を開始。
アボリジニゆえの差別や、警察内の妨害にあいながらも、おぼろげながら真実が見えてくる。
めちゃくちゃ地味です。
主人公がもうむさいオッサン。
主人公の元妻や娘からも疎まれてる感じが切ない。
まぁこの元妻もなんかダメ人間なんですけど。
捜査の過程も派手さは無いし、地味な絵面が延々と続く。
この手の田舎町サスペンスをよく観てる人なら、特に目新しい話でもない。
だけど、怪しい動きをする刑事役に見覚えが…エージェント・スミスことヒューゴ・ウィービングでしたぁ!
そういえばオーストラリア俳優でしたね!
これで若干テンションがあがる。
そして主人公とダイナーでのタイマン。
まさかここの会話が伏線だったとは。
からのラストの銃撃戦が面白い。
スナイプ対決はこの映画の1番のハイライト!
スコープ越しで、撃ってから時間差で倒れる敵。
もちろん相手も撃ってくる訳で、時間差で撃たれるかもしれないのがスリリング。
いやぁヒューゴさん、めちゃくちゃカッコ良かったです!
めちゃくちゃ美味しい役どころだよ!
中盤までは進みが遅いストーリーも、この終盤で一気に持ってかれた。
少女の死からの連続殺人かと思ったら、いつの間にか話が変わってたり、若干分かりにくさはある。
でも終わり良ければ全て良しで、あのラストのおかげで評価上がりました。