初見と２回目以降で、大きく評価が変わりそうな作品。
今回はあらすじを読まずに観たのだけど、「幸せが満ちるヒューマンミステリー」とあったので疑いながら観てしまった。次からは、「ひとりの女性の道筋が変わるラブロマンス」とわかっているのでもっと違う見方ができそう。
ちょうど最近、「安全なところから来たジャーナリストが、自己満足のために謎を解き明かして何になる？」といったテーマの本を読んでいたのだが、やっぱりジュリエットの行動はおせっかいだと言えなくもない。
しかし、こうして読書会メンバーに受け入れられていることを考えると、感性や教養、キャラクターといった面で彼女に魅力があったということ。今度は、各メンバーとの信頼が深まっていく姿に注目して鑑賞したい。相関図と立ち位置がちょっと複雑なところもあったので。
そしてやはり小綺麗な婚約者は捨てられてしまう運命というか(笑)
そういう役どころにしてはマークは有能な方だと思うけど、まぁ大事なのはお金だけではないということで。
ガーンジー島の景色、そしてリリー・ジェームズは文句なく綺麗でした。
