「仲間とともに映画を自主製作する映画は泣ける」説。
真じゃないですか?
僕らのミライへ逆回転、リトルランボーズ、ぼくとアールと彼女のサヨナラなどなど。
仲間と映画を作るのが大好きな人たちが、その万感の思いを込めて作った映画だから、溢れる愛が伝播して涙が出るんだと思っています。
さてさて、そんな「映画自主製作もの」となれば、既にいろんな切り口でストーリー化されてしまっていますが、この作品、見たこともない斬新さでした。最近一番斬新だったのがスイス アーミーマンでしたが、その次に挙げたいですね。
映画製作に話を持っていくためにそうくるか!みたいな。でも、全くおかしな感じではなくて、現実味なさそうにしてありそうでもあって、不思議な空気感。多分主役の彼が持つ雰囲気のおかげでしょうね。(ちなみに顔の系統はゲイリー・オールドマン、サム・ロックウェル系、ベン・メンデルソーン系とも言える)
ブリグズビーとともに成長し、ブリグズビーとの別れを自分できちんとつけて、新しい世界で生きていく。もちろん、ラストの上映会前からずっとうるうるしていました。
話の作り込みがフワフワしているところは多々ありますが、ピュアで優しくて楽しい、幸せになれる映画です。(出だしはどエライ犯罪ですけど。)
ビデオ特典映像の、ブリグズビーの教訓も楽しかった。
ってか、ブリグズビーグッズすごく欲しい!かわいい!