このレビューはネタバレを含みます
予告が終わって本編始まるときに銀幕の幕が狭まった作品は初めてかも。
なにも起きない映画です。
想像はしてたけど想像以上にシンプルな作りの映画でした。
セリフゼロです。
でも
音が良かった。
食べたら歯磨きして寝なよーと心のなかで突っ込みつつ(笑)ポテチの咀嚼音!
雪を踏みしめる音
呼吸音に寝息の音…
シンプルだから集中して音を楽しめました。
男の子がひとりでお父さんに会いに行くってだけのシンプルな作りだけど
人生もこんな風にシンプルに考えればいいんだなということを感じさせられました。
生きていって死に向かうという。
そう考えると深いのかなぁと思いました。
主演の男の子は可愛いし「小さな冒険」という宣伝コメントに何も偽りはないけど…
でもやはり何か起きてくれることを祈ってしまった…
つまり退屈な映画でもありました。
ちなみにどうでもいいことですが
後半の車内でクラシックが流れたけどあれはラジオか演歌でしょうに、おしゃれに走ったなと残念(本当にどうでもいい好みの問題ですが)。