泳ぎすぎた夜のネタバレレビュー・内容・結末

「泳ぎすぎた夜」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ずーっとほんのり、良いなぁ、って思いながら観て、最後のシーンがとても良かった。
ここまで「言葉」がない映画って、無声映画以外で初めて観た。音が際立って、良かった。

良かったな、と思うんだけど、琴線には触れなかったんだよなー、なんでだろう。
人間という生物を観察しているかのようでした。好奇心で旅立ち、心淋しさから家に帰る。ものすごくシンプルな話ですが、そこにはセリフによる説明なしで多くの人が共感できるものがあると思います。そしてその拠り所を思い出すきっかけがデジカメというのがなんとも現代的(デジカメももはや古い産物なのかもしれないですが)。テクノロジーがこれから進んでも人間の本質的なところはそこまで変わらないのでしょう。
この子どもの表情が本当に自然でものすごく見事。はじめてのおつかいのプロフェッショナルみたいな子どもでした。
素晴らしい。めちゃめちゃ好みでした。
舞台は青森県弘前市。卸魚市場で働く父親が家族を起こさないように早朝起床したが、何故か6歳の息子も起きてしまう。父親出勤後も息子は眠れず絵を描いたりカメラで遊んだりして過ごす。やがて登校の時間になり息子は学校へ行くのだが、校門前で突然引き返す。彼は早朝に書いた魚の絵を父親に見せることを思い立ち、ひとりで父親の職場に向かう…という話。
日仏の若手監督の共作。

ほぼセリフもなく、男の子が雪道の中を父親のもとに向かうだけの映画なのだが、男の子のトコトコ進む歩みや周りの景色に好奇心を刺激される表情などがひたすら可愛らしくて癒される映画。
TV番組のはじめてのおつかいのようなテイストなのかもしれないが、わざとらしい演出もなくて、男の子の冒険譚をとても自然に映し出している。男の子も少し変わったぼんやりとした性格のようで、騒がしくもなく大人しくもないこの映画に出演するには調度良いキャラクターなのかもしれない。ストーブで手袋や靴下を温めるところや、雪の入った長靴でトントンと地面を叩いて雪を取り出す仕草、早朝の除雪車の登場など、雪国あるあるも満載。また、疲れて寝ている息子の横で顔を覗きこむ父親や、騒ぎを起こした息子を叱りつけるわけでもなく淡々と寝かしつけてその後の後始末を進める母親、朝食後ほとんど寝ている弟に服を着させてあげる姉の姿など、男の子に対する家族の愛情の描き方も非常に上手い。飼い犬も可愛い。
完全に冬の話なのに、時折流れる曲がヴィヴァルディの春なのが面白い。
凄い‼︎
台詞が一言もない…♡

でも…ずっと観ていたい…♡

むぎゅ〜って…抱きしめたくなる…♡

1年生くらいの男の子…
「お父さんに会いたい」…って…
急に思い立ったのかな?

学校行かず(さぼり…笑)

みかんを食べ
雪と戯れ
電車に乗り
犬と「会話」し
冷たい手を、スーパーのトイレ(乾燥機)で温め
スーパーで水(フードコート?)を飲み
お父さんの職場に、何とか着いて

でも…お父さんには会えなくて…

「この子、こんなに遠くに来ちゃって…
どうなるんだろう…」と思って観ていたのだけれど…

無事に…♡

男の子の仕草や表情が…本当に可愛くて…♡
所々…クスッと…笑った…(笑)

「長い1日」…だったね…♡
スースー寝息をたてて…可愛い…♡

…ランドセルが…どんどんずり落ちていく様子にも…(笑)

ストーブの前に…手袋や帽子が置いてあって…
「映像」は寒そう…だけど…
「暖かい」…♡

もう…♡
こういう「映画」との出会いは…
「幸せ」…という一言で…済ませられない…
「良い作品」を…ありがとう…(o^^o)
『人間ももともとはけものと同じ生きものだった。言葉がないと、意味の仮面がはがれて、いのちのナマの姿が見えてくる。』
谷川俊太郎/詩人

この言葉に集約される映画。

第74回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門正式出品。ここFilmarksでも受賞。

しんしんと雪が降り積もる青森は弘前が舞台となる日仏合作映画で、小さな町の漁業市場で働く父親を持つ小学生の男の子の物語。

実際の家族が演者であり、ドキュメンタリー要素とフィクション要素が混ぜ合わさった映画。

父は仕事に行く前に家族を起こさないように静かに支度をし、タバコを吸うことを日課にしている。
ある日少年は物音で目を覚まし、父親が出かけるのを目の当たりにする。

父親が座っていた場所にちょこんと座るその姿がどことなく重なって見える。

その夜は眠りにつけず、魚の絵を描いたり、写真を撮ったり、テレビを見て過ごす。なので朝は当然ボーッとしている。

普通に登校するはずの1日が、父親に会いに街に繰り出す日へと変わり、記憶を頼りに、片方の手袋を落としながらも歩みを進める。

とても原始的な映画でセリフはないに近い。

"絵"・"魚市場"・"長い眠り"といくつかセクションに分かれてはいるが、旅を続けつつ、最終章は長い眠りにつき、少年は眼を覚ますことはない。

それまでの旅が長い夢を見ているように。

普通に考えれば極寒の中を身一つで、動き回ることは危険以外ないし、「家族ももっと心配しろ!」って話につながるけど…

それよりも少年が魚の絵を見せに父親に会いに行く!っていう目的に突き動かされるその姿は衝動感がある。

帰ってきた息子を言葉なく、優しくそっと見守る父親の姿は家族を守る者としての偉大さを感じさせる。

自分が幼かった頃、大きな父親の姿を重ねて、昔のことをそっと思い出させてくれるような映画。

弘前水産地方卸売市場にそっと置いてあるニット帽が戻ってくるといいね。
予告が終わって本編始まるときに銀幕の幕が狭まった作品は初めてかも。

なにも起きない映画です。
想像はしてたけど想像以上にシンプルな作りの映画でした。
セリフゼロです。
でも
音が良かった。
食べたら歯磨きして寝なよーと心のなかで突っ込みつつ(笑)ポテチの咀嚼音!
雪を踏みしめる音
呼吸音に寝息の音…
シンプルだから集中して音を楽しめました。

男の子がひとりでお父さんに会いに行くってだけのシンプルな作りだけど
人生もこんな風にシンプルに考えればいいんだなということを感じさせられました。
生きていって死に向かうという。
そう考えると深いのかなぁと思いました。

主演の男の子は可愛いし「小さな冒険」という宣伝コメントに何も偽りはないけど…
でもやはり何か起きてくれることを祈ってしまった…
つまり退屈な映画でもありました。

ちなみにどうでもいいことですが
後半の車内でクラシックが流れたけどあれはラジオか演歌でしょうに、おしゃれに走ったなと残念(本当にどうでもいい好みの問題ですが)。
子供の力強さや太々しくも目が離せない不思議な魅力が伝わってくる、静かで豊かな映画だった。

アフタートークで印象に残ったこと
「帰ってきてお母さんに抱きつく、とか、そういうのはもう見た」
「想定できることなんて大したことない。」
新しい表現に挑戦したり、想定外のことも取り入れて進めたり、とても若々しい
豪華でキラキラした劇場版はじめてのおつかいかと思ったら。

家族はなんか暗いし、お父さんはもしかしたらいない人?なんて思ったり。

セリフがないので、なんとも言えないですが、思いのほか暗い。

セリフがないので話が暗いとは言えないが、映像からの印象は明るいものではない。
なんて愛おしい映画◎
台詞というか、誰1人と言葉を発さないのに退屈しなさ。
ドキュメンタリーでもなく、ヒーリングでした◎
たからくんが夜寝れなくて好き勝手したり学校に行かず隠してたみかんを食べたり、でたらめに歩いたり寝転んだり、子供の行動って、おもしろすぎる〜!
友達の子供をみてると、めちゃくちゃかわいいんだけど、自分の子供じゃないからかわいがれて、自分には子育てできなさそう〜てよく思っちゃうんだけど、もしかして、自分の子供ってめちゃくちゃかわいすぎるぽいな!と思った。
飼っている犬と、外で出会う犬とのシーンが最高だった。
やっぱりかわいいな、犬と子供◎

2018.68
ほとんどセリフがなくて、
途中眠くなったらどうしよう
と思ったけど、好きな映画だった。
ドキュメンタリーを見ているみたい。

雪が落ちてきてハッとするシーンとか、
犬に吠えられたらワン!って吠えたり、
リンゴのパジャマとか、
車の中で二度見するシーンとか‥
くすりと笑えるところがあって
楽しかった。

スキーの練習をしていることとか、
トイレの手を乾かすところで
ずっと入れたままにしてるとか、
手袋ない手に息を吹きかけるとか、も。

家族も、感情的になることなく
おだやかに過ごしていて、
でも、
たからくんのことを大事にしていて、
そういうことが、とてもよかった。

これはどういう意味なのか、とかを考える
思考の映画というよりは、
何か、自分の感覚的なものに響くような、
そんな映画。